売上拡大は、シンプルに…長期的視野で…。

中小企業経営者が、自社の業績で最も気になる指標といえば、「売上」ということになります。僕も診断士ですから「売上UP」の方法をよく相談されます。

短期的に売上を拡大しようすれば、意外と簡単です。「広告展開」「キャンペーン」「その他販促」…そして「値引き戦略(安売り)」…。さまざまな戦略が可能です。

ところが、この短期的売上拡大戦略は、落とし穴がありますら要注意。さらに、このような短期的売上拡大ばかり推奨するコンサルタントは、依頼を控えた方がいいですよ。

本当の意味で「良策な売上拡大戦略」は、シンプルでかつ長期的視野で進めていきます。

売上は、分解公式があります。このブログで再三にわたり主張している戦略です。つまり「売上=客数✖️客単価」という公式。

この客数は、広告を見てきた「たまたま客」ではなく、顧客様つまり「わざわざ客」であるという点に注意しましょう。

客数を上げていくのが、売上拡大のためのシンプルな戦略ですが、これが継続して長期的視野で取り組むことに難があるのです。

お客様との関係性(マンツーマン・マーケティング)は、地道で地味な取り組みです。けっして前年比150%UP!といった派手な結果は産みません。

けれどもそれでいい。売上拡大というのは、企業の業績力を図る上でも重要な指標ですが、「ローマは1日してならず!」「三歩進んで二歩下がる、やっと一歩進む」の気持ちで長期的に取り組んできましょう!

それが結果的に、強い経営基盤を構築することにつながります。

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