”燃える会議”を実践していますか?
中小企業経営における会議について、思うことがあり今回の記事を書きます。中小企業診断士として、様々なクライアントの各種会議に出席しています。その中で気づくことが多い内容です。
人的資源に限りがある中小企業経営においては、会議もできるだけ効率化し、スリム化し、無駄な時間を削って、さらにモチベーションが上がる内容にしなければなりません。
会議と報告会、ミーティングは全く違う概念でして、会議というのは「会して議する」と書きます。そのため、議論することが大切になります。
中小企業における会議の種類、内容を列挙しておきますので、参考にされてください。あくまでも基本型です。
経営会議(役員以上の会議)…自社の最高意思決定会議。主に中長期的な案件や企業の方向性を議論して、決定する会議。
幹部会議(部門長以上の会議)…自社の短期的な案件を議論し、決定する会議。決定事項は、末端まで情報共有する。
部署会議(各部の会議)…各部署のミッションに向けたPDCAを回していく会議。
以上です。基本的に会議は、月に一度で十分です。多すぎる会議は、精神的・業務的負担が大きい。
そのほかは、報告会とミーティングで十分なのです。
さらにいうと、経営者や経営幹部が一方的に訓示(というより、叱咤しまくる)する会議は全くもってナンセンスです。
中小企業経営は、何よりメンバーのモチベーションが重要です。会議自体も、「会議後からまた頑張ろう!」と参加者が思う会議でないと、開催の意味がありません。
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