【Vol.1】慢性的ジンザイ氷河期に備えよ!

佐賀県中小企業診断協会からの業務依頼で、佐賀県内4カ所でセミナーを展開しています。講師を務めるたびに、これから中小企業を取り巻く「慢性的ジンザイ氷河期」を憂うようになっています。

セミナーテーマは「人材採用・人材育成は理念経営がキメテ」というもの。先日は伊万里商工会議所で登壇しました。

当たり前ですが、超高齢社会に突入している今日。少しでも若い人材を採用し、育成したいくのは企業存続を考えるときに必須課題です。

大企業と違い、中小企業経営は、安定性という魅力において人材採用に関するハンデがあります。大企業も経営破綻のリスク晒されている点では、安定性にも疑問はありますが、学生や若い人材が「安定性」を求めていることは事実です。

コロナ収束後の世界において、中小企業の人材難は確実に拍車がかかります。ですので、今早急に人材採用・育成・確保戦略に着手する必要性があるのです。

「そんなこと言っても、簡単じゃないし、中小企業にはなかなか人材が来ないよ!」というのが経営者の本音でしょう?

では、こちらからお聞きしたい。「人材採用戦略・育成戦略を個別具体的に立案・実行していますか?」と…。

愚痴的発言をする経営者に限って、打ち手を講じていません。

全国津々浦々、人材を集めて立派に育成している企業は、多数存在します。そのような企業の取り組みを、是非ともベンチマークし、自社オリジナルの戦略を確立、実行していきましょう。

我々中小企業は…などと嘆いても、経営は躍進していきませんよ。

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