コンサルティング会社と企業とのミスマッチ
経営コンサルタントを業として行っている方々は10万人とも言われています。また、全国に中小零細企業を経営されている事業者は、300万ほどと言われています。これは、休眠企業を除く活動企業の数です。
正確には分かりませんが、企業数でいうと中小零細企業の割合は99%以上。そのほとんどを占めているわけです。
中小企業は、その業績や営みにおいて、参謀役となる存在が必要です。人財不足で悩みがちな企業ではなおさら…です。
そこで経営コンサルタントの出番となる訳ですが、コンサルタント会社やコンサルタントを選定する場合、失敗すると多大な損失を招きかねません。
経営コンサルタントを選定する際に大切なこと…それはまさに「経営理念との共感性」であると言えます。
人材もさることながら、経営コンサルタントをセレクトする時は、経営理念とのマッチングを十分吟味しましょう。
経営者がブレずに経営理念に向き合っている会社は、経営コンサルタントのミスマッチはあまり起きません。
経営理念には立派なことが書かれているが、本音を言うと「経営は儲けてナンボさ…」と思われていると、コンサルタントもその手の人たちと縁が生まれるものです。
支援者として経営の中枢に入り込み、伴走型でサポートする経営コンサルタントは、しっかりと吟味してセレクトしたいものです。
また、経営は「やり方」でなく「あり方」が問われます。「やり方」ばかりを指南するコンサルタントは、策士策に溺れる…といった事態を招くことがありますから、ご注意ください。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。