中小企業ビジネスの基本はフェイス・トゥ・フェイス

DX(デジタル・トランスフォーメーション)が推奨される今日この頃。時代の変遷とともに、「効率化」の名の下「生産向上」がテーマとなり、さまざまな便利ツールが開発されてきました。そして、今後も続くでしょう。

中小企業経営は、「顔が見える」商売です。なぜならば、経営というのは「想いの集合体」であり、その想いを伝えるためには「フェイス・トゥ・フェイス」に勝る手段はないと断言できるからです。

ECサイトの販売がなぜ伸び悩むか…?想いの伝達に限界があるからなのです。とくに、ブランディングに直結する「オンリーワン・ポイント」はインターネットや通信販売では、その伝達(伝え方)に限界があります。

広告も同じです。広告や宣伝といった、いわゆる販促戦略は単なる「伝達手段」にしかならないのです。

ビジネスの本質(商品の正体)は、「継続的な企業努力に裏打ちされた、企業価値そのもの」ですから、フェイス・トゥ・フェイスで「顔が見える、同じ空気感の中で」提案するビジネスこそ、中小企業経営にふさわしい。

例えば、顧客管理。デジタルツール(SNSやクラウド)で顧客マネジマントをするのも結構。ただ、そこに人間の「モチベーション」が関わらないと宝の持ち腐れです。

デジタルツールに過度に頼ると、使いこなすことが目的化し、「手段の目的化」というタブーに陥るハメになります。

扱うのは、あくまでも人間。そこに熱い想いがあるかどうか?すなわち「あり方」が最も問われるのです。

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