中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【62】

【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士のリサーチスキル その3〜】

2020年から2021年にかけたコロナ禍というパンデミックは、大きな社会的価値観の変革をもたらしました。当然、中小企業経営にも多大な影響を及ぼしました。良きも悪気も…です。

2022年1月現在。ほんの3〜4年前までは、オンライン会議が普通に行われるとは思いもしませんでしたし、テレワークも一部の取り組みでしかありませんでした。

しかし、関節部門を中心にテレワークが急速に普及し、もはや会社に通勤することなく自宅で業務を”こなす”こともできるようになりました。

今後「メタバース」が普及することも予想され、新しい働き方が発見・開発されていくことも十分に予想されます。

一方の直接部門はいかがでしょう。特に商売の最前線(フロントライン)での働き方。これは、やはり仮想空間でなく現実空間で行われるべき営みです(あくまでも予想ですよ…笑)。

コンサルタントのリサーチスキルもそう。リサーチは「現地・現品・原時」に基づく事実確認のことですから、ヒアリングだけでなく「五感を駆使した実地調査」に他ならない。

「メタバース」では発見できない事実を、現場に足を運ぶことで発見できるのです。

コンサルティングも同じくです。オンラインや仮想空間でのコンサルティングは、効果が全くないとは言えませんが、限りなく薄い支援しかできません。

現場に行って目で見て、触って、においをかいで、聴いて、味わってみないと革新施策は浮かぶはずがないのです

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