中小企業経営者のARIKATA学【経営者のリスペクトファクター…1】
【業務日報って必要ですか?】
働き方改革が叫ばれ、時短労働が推奨される今日。僕の勝手なあるべき論のひとつに「業務日報の是非」というものがあります。
仕事柄、法律やガイドライン上で記録を残すことを課せられた日報もあるでしょう。ここで言いたいのは、経営者が「管理」という名の下に社員に課している日報のことです。
日報を導入しないで、業績が好調な会社もたくさん存在しています。日報を導入している経営者に聞くと、大抵の方が「日報を徹底しないと、社員がサボる…」というもの。
何だかモヤっとしませんか?「社長は、我が社の社員を信用していないのですか?」と聞きたいですね。社員を信用していない経営者が、逆に社員から信用・信頼されますか…?
中小企業経営は何度も言いますが、家族的経営が特徴でありストロングポイントです。社員から「社長と一緒に頑張りたい!」と言われてナンボですよ。
日報というものは「書くのが苦になる」書類ではいただけません。できるだけシンプルに…。定数化した簡単な策定ができるものがいいでしょう。例えば、本日の製造量とか、営業訪問件数とか…。
時々反省文などを書いている日報を見ますが、時間の無駄です。思い切って辞めてみましょう。
日報などで管理するよりも、経営理念の理解を促し、モチベーションをあげて仕事の価値や大切さを共有する社風を作って行った方がいい。
もちろん、時間も手間もストレスもかかりますよ。ただ、100年経営を目指すならば長期的な視野・構想で「日報での管理」など不要な会社を作っていきましょう
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