ブランディング戦略の種(シーズ)

ブランディング戦略がただの「デザイニング」や「コピーライティング」で成立するものではないことは明白です。単なるテクニックで、中小企業の究極の戦略とも言える「ブランディング」が成立することはないからです。

大切なのは「品質(クオリティ)」…。しかも絶対的な品質が問われるのです。品質を向上させるあるいは、維持発展させる仕事は経営コンサルタント(中小企業診断士)の出番となります。

なぜなら、経営(商売)の趨勢を決定する品質は「想いの集合体」であり、想いの引き出しと導きはコンサルティングの領域と言えるからです。

逆にいうと、デザイナーやコピーライターでもそのスキルを持っていると大変な武器にもなります。

さて、このブランディング戦略のシーズ(ヒントとなる種)は、どんな点にあるのでしょうか?

例えば商品開発や商品仕入れをしている場合、「なんか手間がかかるなぁ」とか「面倒くさいなぁ」と思うようなことはありませんか?実は、これがシーズです!

中小企業がブランディング取り組む場合、普段の努力と覚悟、継続するタフさが重要になります。また、超情報化社会の今日、常に新しい知的財産(ブランディング資産)は模倣のリスクにさらされています。

そこで、競合他社が模倣できない「手間がかかること」や「面倒くさいこと」にあえて取り組むことで、強みがさらに磨かれ、ブランディング(オンリーワンポイントの最強最大化)が可能になるのです。

ブランディング会議やマーケティング会議の議論の中で「手間」や「面倒」というキーワードが出てきたら「しめた!」と思いましょう。それはブランディング戦略のチャンスが到来した証左です

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