ツールは所詮ツールである!
一見便利そうな経営管理ツールが世間に溢れている今日この頃。これを推奨するコンサルティングファームも数多く存在しています。
明言しておきますが中小零細企業において、ツール自体を揃えることにあまり意味がありません。豊富な人的資源を有し、使いこなすだけのインフラを揃えた大企業経営ならば話は別ですが…。
経営実態を把握しないで、便利性を追求した経営ツールばかり提案して来る経営コンサルタント(を名乗る)業者も多い。多大な投資が、「身の丈に合わずにもったいなかったね…」と後悔しないように、セレクトしたいものです。
僕のコンサルオフィスにも、この手の営業連絡やメールが頻繁に届きますよ。正直いって、導入する予定はありませんから時間の無駄です。
「クライアントを増やしたいですよね?」とか「もっと有名になりたいですよね?」とか言うのが彼らの常套文句です。笑ってしまいます…笑。
曲がりなりにも、こっちは顧客開拓(マーケティング)のプロです。プロである以上、クライアント様からのお仕事は間に合っていますし、クライアントは慎重にセレクトしています。
さておき、ツール系の提案のみしてくるコンサルティング会社には要注意です。本物のコンサルタントならば、企業の実情に肉薄し、「本当に必要なのか?」「使いこなすことができる内部環境か?」を冷静に診断した上で提案して来るはずです。
多大な投資をして、リターンが薄かった…などと後悔しないように、冷静に判断してください。そのためには、ブレーンとなる信頼できるパートナーを日頃から確保しておくことをおすすめします
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