ブランディングと営業戦略
営業部隊は、企業経営者がもっとも期待を寄せがちになる部署と言ってもいいでしょう。直接部門の最たる部署であり、ビジネスをまとめてくる営業部は、企業に最重要な血液たる「カネ=金」をもたらしてくれるありがたい部署です。
それだけに期待も大きい。中小企業経営ならばなおさら。常に資金繰りや業績結果が経営の行く末に直接影響を及ぼすからです。この営業部隊ですが、企業全体としてブランディングに取り組まないと、みるみる組織疲弊して行きます。
営業部は、自社の製品を販売してお金を回収してくる部門ですから、武器が必要となります。武器なき営業部は、ビジネスという勝負事になかなか勝つことはできないのです。
「気合い、根性、勘」(3K営業というそうです。。笑)に頼った営業戦略は、必ず負けます。特に今日のような超情報化社会においてはなおさらです。
営業戦略により、営業部が安心して自社商品を提案できるようなビジネス環境を整える…これは経営陣のミッションです。ここで営業部隊が持つ最大で最強の武器が「ブランディング」なのです。
「面白い商品」「他にはない商品」「ユニークな商品」「興味深い商品」…。そのトンがった部分をコピー化して、お客様に自信を持って堂々と提案できるブランディングこそ、これからの営業戦略立案にはマストです。
「営業成績は訪問数に比例する…。」や「飛び込み訪問でアプローチする…」などは20年ほど前にとっくに時代遅れとなりました。
ホンモノしか残れない時代。本物の商品、本物の接客・提案、本物の企業努力。まさにブランディング経営が問われる時代と言えましょう。
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