社員のモチベーションを上げるアワード制度
社員のモチベーションは、中小企業経営の業績パフォーマンスに対してダイレクトに影響を及ぼします。社員を「金で動く」と思っている経営者や幹部がまだまだいらっしゃいますが、はっきり言って妄想。
そのような社員は、お金で会社を去っていくからです。
とは言え、がんばった社員には報酬でお返したいと思うのが、経営者として自然な考えでしょう。
そこでおすすめなのが、アワード(表彰)制度です。社長の会社は、アワードを制度化していますか?
それは「お金の額」ではない、気持ちがこもった経営者のハートが伝わるものです。
どんな切り口でもいいのです。例えば「新規顧客の開拓・契約件数」、「業務改善によるコストダウンの実現アイデア」などなど。知恵を絞れば、いろんなアワード制度が設置できます。
一度、経営会議の議題にしてみてはいかがでしょうか?
特に現場の社員のモチベーションを上げるもの…。それは経営者からの声かけです。
なんだそんなことか…と思うなかれ。これが意外と難しいのです。むやみやたらと声かけすればいいというものではありません。
本当に自社経営に貢献してくれた時。ほんの少しの貢献でも構わないのです。
「ありがとう。君のおかげで良かったよ」と言ってみてください。言われた社員は、その瞬間からパワーを出してくれます。
つまり、精神的報酬(感謝の気持ち)と物理的報酬(アワード)を併せて提供する。この効果は絶大です。
是非、制度として仕組み化してみてはいかがでしょうか?
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