経営計画書は根拠が生命線である!

3月が決算期という会社が多いですよね。決算は、経営の節目として次年度以降の経営方針・経営計画を決める前向きなマイルストーンとして位置付けましょう。

経営計画書の策定時期は、決算月の初旬がベターです。その頃には、ある程度の決算予測が出ているでしょうし、11ヶ月を経過した振り返りも可能でしょう。

そして次期スタートと同時に、経営計画書を配布しましょう。経営計画発表会などを開催できればなお良しです。

経営計画書は、経営者だけで策定するものでありません。ここは要注意ですよ。

幹部社員(リーダー以上)を巻き込んで策定しましょう。経営計画書に魂・志が込められていないと絵に描いた餅状態になりがち。

社員数が10人以下の場合は、全員で策定研修を実施しましょう。経営計画書の根幹をなすものは、業業計画(売上や利益の計画)ではありません。

業績を叩き出すためのアクションプラン(行動計画)です。行動計画は、業績達成の根拠となります。経営計画書は何より根拠か生命線です。

なぜこの計画を策定したの?と言われ、アクションの根拠を示すことができない幹部は、計画達成がかなり困難になります。

業績の場合、もっとも重要なのなのは「売上計画」です。

売上=客数×客単価ということから、客数を上げるアクション、客単価を上げるアクションを具体的に策定しないと説得力に欠ける訳です。

この計画が5W2Hを意識した具体的な計画であればあるほどいい。そして、具体的な方がモチベーションがあがるものです

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