本当のレッドオーシャンとは?
ブルーオーシャンとかレッドオーシャンとかいう言葉。市場性を表す言葉として定着していますが、間違った意味で捉えるとチャンスロス(機会損失)を産んでしまいます。
僕も中小企業診断士としての活動時に、起業家から尋ねられることがあります。
「今後、どんな市場が拡大しそうですか?」という内容です。つまり、ブルーオーシャンはどこでしょうか?と言った質問内容です。
こう言った場合の僕の返答は決まっています。「どんな市場でもいいのではないでしょうか?」というもの…笑。
どこがブルーオーシャンか?なんて、誰でも分かりませんよね。
ただ、レッドオーシャンは分かります。レッドオーシャンとは、市場が飽和している状態というと思われがちですが、そうでありません。
中小企業にとって本当のレッドオーシャンとは「打ち手がなくなった市場」のことを言います。つまり、値引きや価格勝負しか打ち手がない市場です。
市場が飽和していても、品質やサービス、情報発信、人財力などで差別化(オンリーワン化)が可能であれば、十分に勝負できるのです。
皆さんの事業市場はいかがですか?経営は莫大な利益を上げることが目的ではありません(そんな価値観の経営者もいますが…笑)。
中小企業型の本当の成功定義は「永続発展」。関わる人たちの幸せを実現しながら、永続的に発展していくことなのですから…。
市場性(レッド?ブルー?)を憂うよりも、自社の商品・サービスの品質を磨きに磨く…そんな供給型戦略を立案していきましょう
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