金融機関の存在価値って???

相変わらずですが、金融機関の横暴をよく耳にします。先日のこと…僕の大切なクライアント様で実際に起こったことです。

金融機関の助成担当から、短期借入金の借り換えの条件として「先月の試算表の提出をお願いします」と言われたそうです。しかし、申し出があったのは当月5日までという無理な難題。取引が複雑な中小企業は、先月の試算表を当月5日までに準備するなど、到底無理な難題です。

しかも、その申し出はかなり上から目線で言われたようで、さらに、「言った言わないを解消するために、会話を録音しましょうか?」とまで言われたようです。

もはやここまで来れば、中小企業を金融面から応援する地方銀行の存在価値はありません。

ただの金貸しに過ぎない。ここまで、地に落ちたというべき対応は、AI(人工知能)の発達ともに、終焉を迎えるでしょう。

金融機関はこのことを肝に銘じておくべきですし、定性的評価を見ない(見ることができない)のならば、中小企業を金融面から支援するなどという行為は無理です。

融資先は金利を払うお客様です。お客様に対する接遇・接客から、見直さなければならない。もちろん全国津々浦々。融資先に真に寄り添って支援しているバンカーもいるでしょう。

お金貸してやりから、言うことを聞きなさい…というような対応はもはや通用しません。

横柄な対応しかできない金融機関は、市場から淘汰されることを肝に銘じましょう。

さらに、「あたかも融資できます!」のような大口を叩いて営業かけるのは辞めましょう。融資審査が通らなかった時の残念感は大きいですし、徒労に終わりますから。

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