COUTION!怪しげな経営セミナー

インターネット時代の到来は、さまざまなビジネスモデルを産み出しました。経営者向けや経営コンサルタント向けのセミナー、勉強会も増えました。また、昨今のコロナ禍においては、オンラインセミナーという新しいカタチも実現させました。

最近特に思うのですが、経営セミナーやコンサルタント向けセミナーの多様性です。

経営セミナーのほとんどが「ITツール」の紹介や「ITツールの使い方指南」への誘いを中心とするセミナーです。

経営は「やり方」ではありません。「あり方」が問われる取り組みです。ですので、経営セミナーも「あり方」を学べる勉強会がおすすめ。ただし、宗教の匂いがするセミナーは避けましょう。受講する意味がありません。

ベターなのは、事例が学べるセミナーです。成功事例や失敗事例がふんだんに盛り込まれた内容です。

マーケティング戦略の難しい理論やフレームワークの使い方などは、書籍を読めば十分です。

経営コンサルタント向けのセミナーも同様です。よく目につくのが、「クライアントの開拓方法」とか「顧客接点の作り方」また、「クライアントの増やし方」といった全てが「やり方」を学ぶというもの。

経営コンサルタントにとって、もっとも大切なファクターは、コンサルティング・サービスの品質(クオリティ)に他ならない。

「簡単に顧客開拓の手法が身に付く…」など魔法のような手法があったら、きっとノーベル賞ものではないでしょうか?笑

コンサルティングクオリティを磨くことができる…。とか新しいコンサルティングノウハウを学べる…。その手のセミナーこそ、参加する価値があると思われます。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL