業績目標設定は重要な経営意思決定である!

経営者がもっとも関心があることといえば、やはり業績ということになります。何度も(くどいように…笑)言いますが、業績というのは結果現象です。何の結果現象か?それは、まぎれもなく経営理念に向けて頑張った”結果現象”です。

期の始まりは、経営目標というものを立案します。ここでも経営者がもっとも関心を示すもの…これも業績目標ということになります。

この業績目標の設定ですが、勘違いしている経営者が実に多い。業績目標は「大義」「根拠」「イメージ」がもっとも重要です。何の脈絡もなく、「昨対110%UP!」とか「120%UPしないと経営上困る」などと言って設定してしまうと、大変な事態を招きかねません。

大変な事態とは?最大はモチベーションのダウン(削がれる)です。

業績目標の大義。つまり「何のために達成するのか?」を落とし込みましょう。次に頑張れば届くという「根拠」がないと、やる気が削がれるもの。到底届かないような目標を立てても、モチベーションが下がって負のスパイラルに陥るだけです。最後に「イメージ」。頑張り方もイメージできるというプロセスを見える化すること。そうすれば、結果的業績に限りなく肉薄できます。

この業績でないと困る…などと言っても社員には響いていません。「それは社長が決めたんでしょう?」と思われるのが席の山です。

業績目標の設定は、社員(特に営業・販売部)のモチベーションに直結する重要な経営判断です。

しっかりと立案していきましょう。

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