「テレワーク」「オンライン会議」が死語になるとき…
およそ3年に及ぶコロナ禍…。ようやく普通の感染病として、ある意味認知されてきた印象です。日本のマスメディアは、あいかわらず感染者数が多い国として報道してます。しかし、そこは真実を見抜く目が必要でしょう。おそらく…ですが、他の国はすでに検査すらしておらず、感染者数の実態把握をしていないのではないか…と思われるのです。
さておき、コロナ禍は中小企業経営に対して多大な負の影響を与えました。コロナが普及し初めの頃、評論家が「経営の価値観が180度変わる」とか「働くことが意味のないものになる」とか様々な見解をしていました。また、「テレワークが普通になり、会社に出社する必要がなくなる」と予想していた専門家も多数でした。
知り合いの中小企業診断士も、そんなことを訴えて、オンライン・コンサルティングの仕組みを作ったほどです。それ自体は否定しません。もちろん。ただし。これからの中小企業経営において、「テレワーク」や「オンライン会議」が主流になるかというと…甚だ疑問です。
特に中小企業経営は、家族的経営が理想です。きちんと出社して、健康状態を確認し、挨拶を交わし、コミュニケーションをリアルに取る…これしか、家族的関係を構築することができないのです。
大企業は別ですよ。大企業は、そのブランドイメージだけで、社員の忠誠心を約束できますから。テレワーク、オンライン会議…十分なインフラも整えられるでしょう。
中小企業が、大企業と同じような感覚や価値観で、経営していたら痛い目に遭います。
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