支店や支社、新店舗を出すタイミングと条件

コロナ禍が収束を迎え、春には感染症第5類とすることがようやく決まるようです。長引いたコロナ禍は、中小企業を取り巻く環境を劇的に変えました。

ここにきてチャンス到来とばかりに、新規出店や新拠点の進出を考える経営者が多くなっているような気がしています。

例えば新店舗の出店を構想する時、そのタイミングと条件は慎重かつ大胆に考案する必要があります。

立地や周辺の環境…そして、交通要件などがそれにあたります。多額の投資をして、後程後悔しないように慎重かつ冷静に議論して進めていきましょう。

最大の条件は何か?好条件の立地でしょうか?周辺の競合他店の状況でしょうか?

周辺環境もいい、千載一遇のチャンスとばかりに出店を急いでしまうと、失敗する可能性が高まります。

支店、支社、新店舗。いずれにしても変わらず条件として最もふさわしいのは、「任せる人財が存在すること」です。

つまり、新店舗の運営を任せて軌道化し、継続的に運営ができるリーダーの存在。

その条件を持たずに、出店を急いでしまって失敗したケース。枚挙にいとまがありません。

新規出店当初は、来客が多い傾向があります。たまたま客が来て、ご祝儀売上により初めのうちはいい業績が叩き出せるかもしれません。

しかしながら、経営は継続が重要。継続的に顧客満足を実現し、好業績を叩き出していくためには、リーダーの存在が必要不可欠です。

来るべき勝負となる新規出店向けて、日頃から優秀な人財を育成していく経営をしていきましょう。

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