粗利益率経営…実践していますか?

度重なる原材料や原油、光熱費の高…。この流れは嘆いても抗えない問題として、中小企業経営を圧迫していくことでしょう。増収戦略が困難を伴う今日。粗利益率を適正に確保できる戦略が望まれます。

粗利益率を圧迫する戦略にひとつに、値引き・低価格戦略があります。安易な値引きは、売上の確保には短期的に繋がるかもしれません。しかしながら、粗利益率を圧迫し、ひいては営業利益率に大きな負の影響を与えます。

常日頃から、自社および自社製品(サービス)のブランディングに取り組んでいかないと、最も大切な最終利益を確保することができません。

結局のところ、増収よりも増益が望まれるわけです。

いくら増収(売上UP)を狙っても、最終的な利益が残らなければ、経営は意味がありません。

つまり、値引き戦略の優先順位は低いのです。さらにいうと、安易な値引き戦略で売上を短期的に上げようとする戦略は、「悪」です。値引き戦略は、言い方を変えれば麻薬のようなもの。次から次に投下したくなる、危険な戦略であると言えます。

ですので、目指すべきは「粗利益率経営」「高付加価値経営」なのです。選ばれる会社になるための、日頃からのブランディング経営…。これこそが望まれる姿であり、中小企業経営が安定する唯一無二の戦略です。

ブランディング経営?どうするの?と思われる方…小生の拙著「選ばれる会社になる!ブランディング経営」をご一読ください。笑

選ばれる会社は、人を大切にしています。また、企業努力を惜しみません。お客様に真摯に向き合います。損得でなく善悪で経営判断をしています。そのほかにもありますが、この辺で…。

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