人財不足で会社が潰れる時代

3年にも及ぶコロナ禍は、日本政府のコロナ対策は別の話として、中小企業経営に大きな影響を及ぼしたことは否めません。僕はブログなどで再三警告していますが、これからはさらに企業間格差が広がる時代です。同時に、個人の収入格差も広がっていくでしょう。収入分布図でいうと、中間層が薄くなり、富裕層と貧困層の格差は拡大するばかりです。

資本主義の社会ですから、これはある意味仕方のないこと。また、世界情勢を鑑みると、まだまだ日本は格差が薄い平和な社会であるとも言えます。つくづく、日本人でよかったと思う今日この頃です。

さておき、これからの中小企業経営環境は、人財不足で会社が潰れる時代であると言えます、人が集まる会社と集まらない会社。人が育っていく会社と辞めていく会社…。この格差は、非情なまでの経営格差を生み出すでしょう。

優秀な人財が集う会社は、機会損失がありません、ビジネスチャンスを確実にモノにして躍進していきます。一方で、人財がいない会社は、機会損失ばかりを生み続けます。勝負は明らか…。

残念ながら、人財が来ない、人財が育たない会社のいく末は悲惨です。

これからでも遅くはない。人財が集まり、育つ会社への社風と仕組みづくりに着手しましょう。

今どき、人件費を削っていく会社などナンセンス。給料が安い会社に、人は見向きもしませんよ。給料もモチベーションも高い、在籍していて夢がある、社長がステキ…そんな会社が魅力的な会社なのです。

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