始めることは易し…。

何事もそうですが、物事を始めるという行為は簡単です。中小企業診断士として活動していると、このことにつくづく気付かされます。例えば、中小企業診断士の中にも「思う様な活動ができていない」と思う方々がいます。誠に不本意ですが、「補助金の申請代行」や「協会からの受託業務」に紐づいた業務ばかりしている診断士…。

中小企業診断士の本分は、「クライアントに寄り添って、新しい価値を創造する」ことです。その本分を達成しようとすれば、自分でご縁を開拓したクライアントに顧問として入り込み、次々と立ち塞がる経営課題を解決することが重要になります。

クライアントに個別契約を実現するならば、自らのコンサルティング・マインドとコンサルティングUSPを情報発信していく必要があります。

思った様に稼げないという診断士に限って、ブログやSNSなどを使った情報発信を怠っている傾向が見られるのです。

何事も「始めるは易し、続けるのは難し」ということでしょう。診断士のホームページを見ると、ブログ投稿が2年以上も止まっているのを見ます。まだ見ぬクライアントが、そのような診断士にお仕事を依頼するでしょうか?

診断士は、クライアントに「自分でやっていないこと、やれないことを」を助言することはできません。まずは、自分が試して継続し、結果を残してこそ信頼を得ることができます。

継続は力なり…子供の頃に習ったこの名言は、大人になってからこそ価値があるな…そんなことを考えた1日でした。

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