商品開発は現場を巻き込んで実行すべし!
ブランディング経営を実行していくにあたり、もっとも機会(チャンス)を創出できる戦略として、「新商品(サービス)開発戦略」があります。
この戦略は、とても重要かつ有益な経営イノベーション(革新的)戦略として、小職は以前から推奨しているものです。ただし…。決して簡単な戦略ではありません。
「魂のこもった商品(サービス)」というのは、価値の塊であり、容易に開発・軌道化できるものではないのです。
とても手間暇かかりますし、面倒です。覚悟も必要です。じっくりと取り組まないと即結果が出るものでもありません。なぜなら、商品開発こそ「現場(最前線にいるスタッフ)」を巻き込んで行うべき戦略だからです。
大企業は違います。「商品開発部」が機能しますから。
中小企業は、価値経営です。価値を創造していくためには、叡智(優れた知恵)が重要。知恵を出すのは、人財以外にありません。
中小企業の商品開発は、現場を知るスタッフにしっかりと参画してもらい、知恵を出し合いながら進めていきましょう。よくあるパターンですが、現場が望まない(あるいは望めない)ような商品が開発され、結果として業績に繋がらないパターン。
経営者が独断で商品開発を実行するときに、よく現れる現象です。
いつの時代でも、「答えは現場にある」のですから、三現主義(現場、現物、現時)に基づいた商品開発が求められるのです。
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