中小企業診断士として事業承継問題に真っ向から立ち向かう!
小職のクライアント経営者とランチの時に、彼が言った発言。
「事業承継問題っていうけど。これって結局は、儲かっていない会社がものすごく多い…っていうことですよね」
この発言は、真理だと思っています。小職もメルマガやブログで、この問題について発言していますが、まったく共感できます。
彼の発言は続きます。
「しっかりと利益を出し、儲かっているような会社であれば、ご子息であれ親族であれ、社員であれ、継承する者が現れるのではないかと思うんです」
その通り…なのです。
事業承継問題というと、あたかも承継する経営者の絶対数が不足しているような感覚があります。
しかし、利益を出している企業ならば、その経営そのものに魅力を感じて承継するものでしょう。
M&Aは、その後の話…です。そして利益が出ている企業ならば、買い手もあまた…だと思うのです。
「事業承継問題に立ち向かう…」それを謳い文句にM&Aを推奨している企業が目立ちます。CMなどを見るたびに、違和感しか覚えません。
全く共感できないのです。
中小企業診断士として、事業承継問題にしっかりと立ち向かうならば…。
10年という長期期間で「収益モデルの改善」と「ご子息・親族・社員承継の移行・体制づくり」を併せた具体的戦略計画を立案・実行支援する。
これがミッションでしょう。
経営は生き物。右から左に簡単に売買するようなモノではないのですから。
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