社員は”従業員”にあらず。 〜共に働くメンバーへの考え方〜
従業員という言葉があります。業(仕事)に従う…と書きますね。この言葉は、とても違和感を感じます。
今日、クライアントの社長との打ち合わせのとき、「社員は、メンバーであり、フェロー(仲間)である」という言葉を聞きました。
クライアントが、そのような考え方で経営されていることにただただ嬉しく、またこの企業を支援していこうという考えを改めて持ちました。
たしかに、社員とスタッフの違いは、「責任の重さ」以外の何物でもないと思われます。
だれが偉いとか、偉くないとか、上下関係など実際には存在しません。偉そうにしている上司ほど実力がない人が多い傾向もありますよね。
立派な尊敬すべき経営者は、人格が素晴らしい。スタッフは、経営者の人柄に付いていきます。
素晴らしい経営者は、腰が低いです。スタッフに対して、感謝の気持ちを言葉にして表現してくれます。ありがとうと…。
金や待遇だけではない。「高い給料を払うからスタッフが定着する」と豪語した経営者もいましたが、間違っています。
それもあるかもしれない。しかし、それはひとつの現象にしか過ぎないと思っています。
給料にしがみついて働いているスタッフは、優秀なものに限って、業績不振になったら会社を去ります。
そんなスタッフが、いいときも悪いときもモチベーションを維持して頑張ってくれるでしょうか?
「あなたのためなら、がんばりますよ。だってあなたという経営者が好きだから。」と言われるような、経営者であり続けていただきたいと願います。
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