ヘアサロンのブランディング戦略
明日は成人式。ヘアサロンでおしゃれして出かける新成人も多いことでしょう。
そこで、ヘアサロン(美容室、理容室…)のブランディング戦略について持論を述べたいと思います。
ブランディングは、店舗コンセプトに基づく”イメージデザイン”がそれを左右すると思われがちです。
とくに、ヘアサロンは”おしゃれ”なイメージは必須。しかし、おしゃれ感の演出だけでは、当然のことながらブランディングは成立しません。
点でも線でも、面でもなく立体的な取り組みであるブランディングは、イメージデザインだけでは到底完結しないのです。
ヘアサロンは、労働集約型産業の典型である言えましょう。その意味では、コンサルタントに近いものがあります。
経営コンサルタントが、ブランドイメージだけで高付加価値化が不可能であり、ヘアサロンでも同じことが言えます。
つまり、構成員(ヒト)の高付加価値化・高価格化がブランディングの鍵を握ります。
小生の通うヘアサロンでも、毎回同じ人に依頼します。”ウデ”もさることながら、その話題の多さやユーモア、接客、サービス…総合的に見て、その人でないと髪を切ってもらおうとは思いません。
ですので、ブランディング構成要素のもっとも大きい部分は、”ヒトの魅力向上に特化した総合的クオリティ(品質)”ということになります。
また、ヘアサロンは何のために利用するのか…というお客様目線での探究も必要です。
答えはさまざまあると思いますが、もっとも大きなファクターは一言で「生活のリフレッシュ」ではないでしょうか?
では、そのリフレッシュを求めているお客様に対し、高付加価値なサービスを提供するには…?
そこに、ヘアサロンのブランディング戦略施策展開のヒントがあるのです。
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