会計事務所のブランディング戦略
これからの時代、急激に変革の波を受ける士業において、会計事務所(税理士法人含む)はその最たる業界と言えましょう。
AIの発達によって、そのあおりをモロに受けると考えられます。
小生も6年間にわたり、会計事務所に所属していましたが、これからの業界を鑑みた時、業界における経営革新の必要性を感じます。
では、どうしたらいいか?
会計事務所のブランディング戦略を考えてみましょう。
ブランディングといっても、TVCMを放送したり、かっこいいホームページを作ったり、オフィスをおしゃれにしたりすることではありません…念のため。
また、最新の会計ソフトを導入した”きれいな試算表や決算書”もお客様は求めていません。
それも、もちろん大切なことかもしれませんが、労働集約型業界である会計事務所は、クライアント(顧客)に接している監査スタッフがブランディングの鍵です。
仕事柄、様々な会計事務所と触れ合いますが、「ここはスゴイ!」という事務所はごく少数です。
”これからの会計事務所(税理士法人)”は、監査スタッフの提案力でブランディングすべきです。
かなりの確率で、監査スタッフが”暗い””陰気””提案できない”という事務所を散見します。
これでは、クライアントを元気にすることなどできません。
”未来を作るお手伝い”と理念は掲げても、監査社員が根本的に”暗い”とブランディング戦略は打つ手なしです。
「監査スタッフの明るいコンサルティング(提案)力」が会計事務所のブランディング戦略を左右します。
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