志の航跡 〜仲間たちへのエール〜
中小企業診断士の国家試験取得に向けた学習を始めて、1ヶ月もしないうちに心が挫折しそうになる思いをします。
とにかく、専門用語が分からないのです。学生中もほとんど勉強らしきものから遠ざかっていた小生は、とにかく勉強の”クセ付け”に苦労しました。
小さな専門用語辞典「中小企業診断士用語辞典」なるものを購入し、とにかくテキストに向き合いました。
福岡市内の専門学校までの土日通学。大雪の日も電車で行きましたね。
特に苦労したのは、「経済学」と「財務会計」という科目です。難解な経済用語や、経営分析の公式を理解するのが本当につらかった。
まさに、クジラに挑む気分です。
何がモチベーションを支えていたのか?それは、「中小企業診断士になってもっともっと愉しい、役に立つ仕事がしたい!」という気持ちだけだったと思います。
平成16年8月第1週の土日。九州産業大学で実施された「中小企業診断士第1次試験」の結果は、合格点(1000点満点中6割の600点)まで−32点の568点という成績でした。
ちなみに当時は、今はなき「新規事業開発」という課目もありました(また、8課目合計点の1発合格のみパスできるという制度でした)。
今は、7課目を3年間で合格すれば1次試験パスという制度になっています。
当然、1回目の試験で1次試験突破を目論んでいた小生は、不合格の結果にはとてもショックでした。
しかし、気持ちをすぐに切り替えて、次年度の試験への準備に入りました。
また、その年の5月に結婚をしていたため、新しい家族を喜ばせたいという気持ちも後押ししました。
勉強時間をいかにして確保したか??
早朝30分、昼休み30分、夜の学習1〜2時間。毎日合計2〜3時間は学習にあてていたと思います。
そして、平成17年4月。小生の人生にとって最も転機となる出来事がありました。
子供(息子)が誕生したのです。
〜to be continued〜
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