人財が集まる会社
採用の売り手市場と言われる今日。
人財不足に悩む企業が多く、なかなか採用戦略がうまく行かない現状です。
しかし、このご時世においても、若い人財が集まる企業も存在しています。
”人財が集まりやすい会社”には、共通点があるのです。
よく「この業界は、人が集まりにくい」や「人気のない業種だから」など、外部環境に責任転嫁する経営者もおられます。
果たして、そうでしょうか?
人が集まる会社…共通点を以下に列挙します。
①経営理念をきちんと創出し、その実現に向けて真摯に取り組んでいる。
②企業の中・長期的ビジョンを明確にして、将来を差し示している。
③経営方針を定めて、メンバー・スタッフに公開している。
④企業の戦略を明らかにして、メンバーを参画させている。
⑤委員会制度などを創って、経営の課題解決にメンバーを巻き込んでいる。
⑥教育制度・育成制度が整備されている。
⑦人事考課制度・評価システムが構築されている。
⑧明るい、風通しの良い社風があり、情報発信されている。
⑨ワークライフバランスの推奨に取り組んでいる。
⑩結果として業績が良く、人件費と適正配分が実現している。
①〜⑩の条件のうち、7条件以上が満点近くクリアしているという企業は、人財が集まりやすい企業といえます。
つまり、”いい会社”には人が集まるのです。
また、給与が高くても上記条件に真摯に取り組んでいない企業は、すぐに人財に見透かされます。
結果、活躍する人財ほど、その会社から去っていく傾向にあります。
給与さえ高く払えば、”人財がそろう”というのは明らかに妄想です。
いい会社になるための取り組みは、長期的にじっくりと、諦めずに、ブレずに実行していくことが重要です。
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