小規模企業持続化補助金の策定戦略

平成29年度補正予算、小規模企業持続化補助金は発動されています。

小売業、卸業、サービス業(宿泊業、娯楽業、製造業は20人以下)5人以下のスタッフを擁する小さな企業(個人企業の可)に対して、経済産業省(管轄は日本商工会議所、窓口は地方の商工会、商工会議所)からの販促費を含めた補助金を付与するという制度です。

毎年、2回ほど発動されているこの制度は、販管費の捻出にさえ苦労する小規模企業にとってとてもありがたい制度と言えます。

ただし年々、回を増すごとに採択率が低減しているようです(30%ほどと言われています)。

しかし、提出しなければ可能性はゼロ。

限りなく採択されやすいような策定書類を策定し、該当企業は提出・挑戦をお勧めします。

小生も、プロとして書類策定の支援をしていますが、策定にはコツがあります。

以下、アドバイスです。

①策定資料は、行間をあけて読みやすく(見やすく)仕上げましょう。

②補助事業計画欄は、分かりやすく、何のために資金が必要なのか?を明確にしたキャッチコピーライティングを意識しましょう。

③補助金対象経費という的を留意して、使用意図を明確にしましょう。

④できればビフォーアフターの写真やイメージ図を添付して、審査員が精査しやすく仕上げましょう。

⑤締め切り10日くらいには計画書を仕上げて、早めに郵送しましょう。

 

ちなみに、この制度は商工会議所の推薦書類が必要です。

担当職員と良好なリレーションを構築して、できるだけ丁寧な助言支援を受けるようにしたほうがいいです。

 

今回の補正予算は、締め切りが5月18日(金:当日消印有効)です。

採択発表予定は、7月中旬とのことですよ。

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