中小企業がとるべき戦略の方向性

事業計画書や単年度経営方針書の策定は、大いに推奨されるべきだと考えています。

計画なき経営は、羅針盤なき航海と一緒で、その方向性を間違えてしまいがちになるからです。

単年度経営計画書に盛り込むべき内容は、経営理念、中期ビジョン、経営実行カレンダー(実施事項のマイルストーン)、部門ごと前期の振り返り(検証)、部門ごと行動計画(アクションプラン)、そして業績計画(数値計画)です。

やはりここで、各種立案戦略の方向性となるべきものは、「経営理念」です。

立案した各種戦略が、経営理念に沿ったものか?外れていないか?具現化できているか?…です。

ありがちな”残念な経営計画書”は、業績数値だけの計画書、ありもしない(おめでたすぎな)売上計画を立てている計画書、根拠のない利益計画ばかり羅列している計画書、目標業績が前年比150〜200%などの数値を並べ立てている計画書…です。

もっとも散見されるのが、目標が高すぎる計画書。

目標は、「社員のモチベーションをかきたてる」くらいのものがちょうどいいのです。

「ちょっと頑張れば届く、がんばり方もイメージできる」くらいの目標数値一番モチベーションを掻き立てます。

 

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