アントレプレナー(起業家)へのエール〜起業準備のポイント〜

起業を思い立った時、準備に取り掛かります。何事も準備が一番大切ですね。

スポーツでも、準備体操やアップが大切なように、ビジネスで戦おうとすれば事前準備が本当に大切です。

もっとも大切な準備は何でしょうか?

事業計画?ビジネスプラン?…いや、違います。資金調達です。

2017年中小企業白書においても、起業の創業期〜成長期に関わる最大の課題は、資金調達であるという結果が出ています。

創業期においては60%、成長期においても47.8%という数字です。

いかに、カネに関する課題が多いかが伺えます。

 

政府は、創業を促進するための様々な施策を用意しています。

特に女性起業家には、政府系金融機関の優遇融資制度があります。

ビジネスプラン・事業計画書の有効性が確認できれば、起業に対する比較的小額な融資は容易です。

 

しかし、まれに起業資金を補助金・助成金に依存している起業家も見られます。

そのほとんどが、安定期を迎える前にステージから降りてしまうようなフェードアウトを迎えています。

原因は、融資というリスクをあえて取る覚悟の差でしょう。

つまり補助金はしょせん補助金。事業を補助するためのカネなのです。

創業資金を「あわよくば補助金でまかなって、ノーリスクで創業しよう」とお考えの方は、いずれやってくる資金リスクに柔軟に対応できません。

 

ビジネス・事業は、熱い想いに伴なう”覚悟”がもっとも大切だと思うのです。

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