AI(人工知能)の急速な発展に備える

今日は佐賀県中小企業診断協会の研修(セミナー)兼懇親会(忘年会)でした。

11月4日に制定された「中小企業診断士の日」にちなんで開催されたもので、内容はとても興味深いものでした。

タイトルは「AIによる衛生ビッグデータ解析」というもの。

講師は、佐賀大学の新井康平(あらいこうへい)名誉教授です。

講演内容をざっと紹介します。

急激に発展していくAI(人工知能)による、メリットとリスク。労働力のAI移譲化など、日本人口8000万人時代に備えるための方策。一方で、特にリスクに備える必要性がある…。

最大のリスクは、AIを動かすCPUへのサイバー攻撃。…というもの。

特に士業が展開している業務が、 AIに取って代わる時代がやってくる…という話は、リアリティを感じる共に、脅威を感じました。

中小企業診断士の業務が、AIに取って代わる可能性は低いと言われています。

しかし、小生はその見解は甘いと考えています。AIが所持する膨大なデータから、経営のシミュレーションを描き出すのはいとも簡単なことでしょう。

では、プロの経営コンサルタント(中小企業診断士)として、どう対処していくか?

キーワードは「もっと現場で、もっと現時(タイムリーに)で、もっと現実的(リアル)に」です。

そのために、現地現場での事実確認のため五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を研ぎ澄ますことを怠らないことだと考えています。

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