長期的視野に立った経営判断
経営は判断の連続です。経営者の仕事は、判断であるといっても過言ではないでしょう。
経営判断をするとき、短期的(目の前の利益にとらわれ過ぎ)な視野で経営判断をしてしまうと、結局のところ問題・課題の先送りになってしまいます。
経費の考え方にも、長期的な視野での判断が求められます。
経費には現在経費と未来経費が存在します。
現在経費は、出来うる限りの削減策を講じるべき経費です。
例えば、地代家賃、水道光熱費…
未来経費は、これからの経営課題を解決していくために講じるべき投資型経費のことです。
最大の未来型経費は人件費です。
また、例えば教育費や研究開発費など…。
経営判断が短期的視野に固執してしまった場合、未来経費を抑えるだけ抑えてしまいます。
結果、課題の先送り現象が起こり、いずれ困り果ててしまうことになるのです。
何より、課題・問題を解決していくのは人財に他なりません。
そのため、「人材への投資による人財への育成」を怠らないようにすることが大切です。
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