中小企業診断士の実際 〜診断士はハートで仕事する
診断士のミッションは、「中小零細企業の課題解決を伴走型でお手伝いする」ことであると言えます。
当然、クライアントの現状課題について「感情移入する」ことが必要だと考えています。
感情を移入するということは、「クライアントの問題・課題を我が事として受け止める」ということです。
中小企業診断士がクライアントに寄り添うということは、そういうことです。
寄り添うためには”共感・共鳴”することが必要です。
コンサルタントは第3者なのだから、冷静に判断・提言するためにも感情移入は必要ない…という専門家(士業)の話を聞いたことがありますが、これは間違いです。
クライアントの現状に共感・共鳴しつつ、ニュートラルな立場からの判断・提言をする…これがプロではないでしょうか?
小生も、性分からかクライアントには感情移入しやすいですね。
何より”ハートのこもったハンドメイド・コンサルティング”を信条としています。
時には、経営以外の相談に乗ることもあります。けれども”それでいい”と思っています。
「町医者型診断士」という気概は、これからもずっと変わることはないでしょう。
プロですから、報酬は大切です。
ただし、報酬の額よりもハートを大切にすべきだと思います。
「このクライアントのお役に立ちたい…そこの社員・経営者をハッピーにしたい」…その熱い想いに突き動かされてこそ、中小企業診断士の真骨頂です。
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