飲食店のメニュー開発は??

新商品開発と同様に、飲食店における新メニュー開発は商売上重要なポジションを占めます。

以前にも言いましたが、飲食店経営の公式は「(製造業(メーカー)+サービス業/2」です。

つまり、製造業の根幹(商品開発)とサービス業としての”おもてなし”を融合させて、バランス良くオペレートすることです。

では、メニュー開発で重要な考え方をお伝えします。

それは、「お客様が食べたいメニューより、お客様に食べさせたいメニューを開発する」というものです。

お客様に食べさせたいメニューには、その飲食店やシェフ、板前や料理人の”想い”がのります。

また、お店のコンセプトからブレないメニュー開発が可能となるのです。

実はそこが意外と難しい…のです。

ついつい、日々の業績(売上)に気を取られ、お客様が欲する商品開発に軸を置いてしまうと、商品の軸自体にもブレが生じます。

結果として、膨大なメニュー数になり、オペレーションにも悪影響。

原価も高騰し、廃棄ロスも増えます。結果として儲け(粗利益)が減少します。

そして、「何の店だろう??」という店舗コンセプトまでブレはじめます。そのブレは、もっとも避けたい「客離れ」という現象を招き、店舗力が衰退してくのです。

飲食店にとって、最大の敵は「客離れ」です。

お客様が来店されてこそ、サービスが生きるし、メニュー提案による客単価の確保も可能になります。

 

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