勝って兜の緒を締め続ける…。

「勝って兜の緒を締めよ」という言葉。日露戦争時、日本海海戦にてバルチック艦隊を打ち破った東郷平八郎司令長官が言った言葉として有名です。

中小企業経営においても、この言葉の意味を鑑みることができます。

中小企業の経営は課題の連続です。

解決しても解決しても、次の課題に直面する…逆に言うと、課題が浮かばない経営は成長が止まってしまうということなのです。

特に、ブランディングを推進するような「高付加価値・高品質・高価格」戦略を実行していく際、気を緩めるコトなく走り続けるという覚悟が必要です。

企業や商品のブランディングが進めば進むほど、直面する課題も、大きく深くレベルが高くなっていくからです。

ネット社会の今日。いつ何時、悪い情報が流れて企業イメージが落ちてしまう事態になりかねません。

いい情報も早く伝わりますが、ネガティブな情報はもっと早く社会を駆け回る…怖い時代です。

ブランディングを推進していくコトに比例させて、人財教育・育成に注力しなければ、せっかく創り上げたブランド基盤が、根幹から崩れていくコトになりかねないのです。

まさに「勝って兜の緒を締め続けよ!」です。

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