失敗しないカフェ経営 〜飲食店経営の実際−2〜

前回に引き続き、カフェ経営(飲食店も同様)について書きます。コンセプトづくりが重要と言いましたが、コンセプトの次に重要なのが、ターゲッティングです。

つまり、メインターゲットやコアターゲットを明確にして戦略を立てやすくするための作業です。

メインターゲッティング…来店顧客ゾーン(◯◯歳〜◯◯歳の女性など)を明確化する。年齢層をあまり幅広くしないことがポイントです。

コアターゲッティング…本当に来てほしい来店客の客像を極めて明確にします。例えば”30歳半ばの、仕事に向き合うキャリア。趣味は、アウトドアスポーツとエクセサイズなどのアクティブな女性”といった内容で設定します。

このターゲッティングがブレてしまう(例:昼間は30歳代の女性。夜は50歳代男性など)と、メニュー開発もブレます。食材などの仕入れジャンルも広がり、原価が膨れ上がります。

原価が上がると利益が上がらず、悪循環に陥ります。

また、結果としてオリジナル性も薄くなり、特徴のない”面白くないカフェ”になっていきます。

こうなと顧客離れは時間の問題です。

ターゲッティングは、損得で考案してはいけません。あくまでもお店のコンセプトに沿った顧客戦略を立案しましょう

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