人材の成長って??

中小企業経営の最強経営資源は、ヒト=人財であることは間違いありません。

ということは、”人を大切にする経営”こそが経営の第一義であり、とりわけ中小企業が目指すべき経営の姿と言えます。

クライアントのコンサルティング局面において、小生はよく「人(メンバー皆さん)の成長が企業の成長です」と言っています。

その主張に対して、「人の成長ってどういうこと?」という質問をもらいます。

なるほど、抽象的で解りにくいですよね。

人材の成長とは、「主体的に考え、能動的に計画し、積極的・具体的に行動」できるようになる…ことです。

「主体的に考える」とは、課題を我が事として向き合うことです。

「能動的に計画する」とは、自ら課題解決をスケジューリング化できることです。

「積極的・具体的に行動する」とは、前傾姿勢で、具体的な発言・アクションを起こせることです。

また、人材の成長に欠かせない意識は、目的意識・問題意識・価値意識の3つです。

目的意識は、「何のために?」という意識。

問題意識は、「これでいいのか?」という意識。

価値意識は、「何が大切なのか?」という意識です。

この3つの意識を磨き上げていき、主体的に考え、能動的に計画し、積極的・具体的に行動できるということが、人材の成長プロセスです。

当然のことですが、この人材の成長プロセス環境を整備することが、経営者の責務であることは間違いありません。

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