中小企業診断士として生きる−17 〜その価値とあり方の考察〜

中小企業診断士としてフィールドで活動するとき、『未来型の思考と行動』は絶対に不可欠です。

”生き物”である中小企業経営は、刻一刻と変化していきます。

まさに”現在は1秒後には過去”という意識を強めることが重要なのです。

中小企業経営者と対峙していくためには、未来をどう創っていくか?を寄り添いながら考えていかなければならない。

そして、プロの経営コンサルタントを生業としている中小企業診断士は、さまざまな”こだわり”を持つ必要があります。

人生を豊かにするための”趣味”にも、こだわりが必要だと思います。

読む本もこだわりましょう(正直、経営のノウハウ本は読まなくていいです)。

それよりも、中小企業経営者の物語・歴史を知った方が、タメになります。

そこには、深く熱い人間のドラマがあります。

中小企業診断士は、経営者の熱い想いに共感できるハートが絶対に必要です。

仕事ばかりではなく、趣味も多様な”人生を愉しんでいる”社会人であることも重要です。

社会人として百戦錬磨の経営者と、語り合い、心の融和を図りながら”未来を共に創り出していく”ためには、人生経験の豊富さが必要だからです。

ましてや、”やさぐれ感”や”ネガティブ思考”はタブー。

精神的にもタフで、明るく、元気でポジティブな人間性を備える…そんな診断士が望ましい。

自分も中小企業診断士として登録し、独立・活動して5年を迎えましたが、まだまだ人間性を磨き上げてさらなるステップアップを模索しているのです。

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