原価というもの 〜利益を生む最初のモトデの考え方〜
以前、売上というものに対する考え方をブログで書きました。
今回は、”原価(売上原価)”というものに対する考え方を提言したいと思います。
会計上の計算式は、期首棚卸額(在庫額)+当期仕入額−期末棚卸額(在庫額)となります。
小生は、この計算式が重要とは考えていません。経営コンサルタントの立場から言わせていただくと、原価というものの考え方を的確に捉えるべきだと考えています。
原価は、「利益の最初の源泉」という捉え方をしないと、経営判断を間違える場合があります。
粗利益をできるだけ出したいために、原価を抑えるだけ抑えてしまうという判断ミスです。
逆に、ずざんな原価管理で「売れば売るほど赤字」というケースも稀に散見します。
小生は、商品開発コンサルティングの際、商品1つに関わる原価計算を実施し、一つ売ればいくら儲かるか?を明確にしていきます。
厳密いうと、それくらいの原価管理計算が経営上は絶対に必要なのです。
利益を生み出す最初のコスト(モトデ)ですから。
原価は、かけ過ぎずケチりすぎず、適正な原価額による価格設定が絶対に必要です。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。