起業家が軌道化するために−14 〜起業後のマーケティング考察〜

ブランディングは「高品質・高価格・高付加価値」経営のことである述べました。

では、次に確立しようとする、あるいは確立したブランドを”社会(お客様)にどう伝えるか?”を考案しなければなりません。

それは、設立・創業した会社(お店)のコンセプトをフレーズ化するという戦略です。

自分の会社は、社会に対してどんな価値を投下するのか?

自分の会社がもっとも大切にしている価値観は何か?

自分のお店は何を売っていくのか?何をお客様に提供するのか?

様々な”企業価値”を深く深く考えて、フレーズ化しします。これが、企業理念と呼ばれるもの…です。

企業理念はとても大切です。

中小企業経営はオンリーワン経営を実現しなければなりません。さもなくば、たちまち大企業の物量戦略に飲み込まれてしまうからです。

自社のオンリーワン経営を”一言で表現した言葉”。これが企業理念です。

それは、錦の旗。その旗のもとにスタッフが集い、お客様が来てくれます。

当然、企業理念は「たてまえだけのただの言葉」ではありません。

企業やお店の大切な価値観として共有しなければ、意味がないのです。

インターネットから引っ張ってきた、美しい言葉を繋ぎ合わせたようた”薄っぺらなもの”ではないのです。

企業理念や企業(店舗)コンセプトが出来上がったら、そのフレーズを打ち出す必要があります。

名刺に、お店の看板に、社長室に、スタッフルームに…いつも見える場所に掲示して、価値観として組織浸透していきましょう。

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