誇り高き士業でありたい…。

中小企業診断士が名称独占の国家資格である以上、それは国が認めたプロのコンサルタントであることを表すことだと思っています。

国家資格の士業は様々存在しますが、独占業務がある資格から名称独占資格まで、それぞれの業務に価値を高めければプロとは言えないと考えています。

ある公認会計士の話…公認会計士は登録すれば税理士業務が実行できます。

その公認会計士は、クライアントの税務顧問先であるにもかかわらず、月次の試算表は遅れる(というより催促しないと出さない)、経営改善計画書を策定し金融機関から追加融資を実現できたが、高い策定料をぶん取った挙句にモニタリングを一度も実施ない…などのエセ行為を繰り返していました。

あえて名前は伏せますが、同じ士業として、こんな仕事ではいけません。

国家資格ホルダーは、自らの業務価値を極限まで高め、クライアントの満足度を向上させるべきです。

士業としての誇りとプライド…。これは、名称や資格証明書に与えられるものではないのです。

クライアントにできるだけ寄り添い、支援していくミッションバリュー(業務価値)にこそプライド(誇り)が発生します。

士業の語源は「サムライ」由来するそうです。

サムライであるならば、困った人を見捨てたり、いい加減な仕事をしてお金だけ取るようなことはしないはず。

サムライ…なんという誇り高い響きでしょうか。

自分の信念(価値観)に基づいて、ひたすらクライアントのために奔走する…そんな士業でありたいですね。

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