コンサルタントのクレームマネジメント

経営コンサルタントを現地現場で生業としていると、ビジネスですので当然クレームと向き合わなければなりません。

独立してから(以前もでしたが)、クレームというものを受けたことがありませんが、コンサルタントがクレームを受ける話はよく聞きます。

リスペクトしてやまない先輩コンサルタントが何人かおられますが、おそらくクレームなど皆無の方々であろうと確信しています。

テレビドラマじゃあるまいし、「私、失敗しませんから…」と宣うエセコンサルタントは知っていますが、少なくとも「クレームは受けたことがありません」と断言できるコンサルタントでありたいと思っています。

経営コンサルタントがクレームを受ける原因はいくつかありますが、代表的なものが「うそをつく」「偉そう」ということです。

できもしないコンサルティング成果を約束したり、理由もなく支援開始時間に遅刻したり、上から目線でものを言ったり…。

レポートや成果物(計画書や診断書など)の提出が大幅に遅れること…。

およそ社会人としてどうか??…と思われる基本的な言動が、その原因のほとんどなのです。

経営コンサルタントにとって、クレームは致命的です。

何よりクライアントとの相互信用・相互信頼が問われる職業だからです。

一度クレームを受けてしまうと、信用・信頼感が著しく薄れます。結果として、顧問契約解除やプロジェクトの中止などに繋がります。

中小企業診断士として、プロコンとして、「クレームを事前に防ぐタスクマネジメント」を絶対的に実行していきたいですね。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL