会計事務所の将来性
会計事務所のこれまでの業務は、クライアントの経理代行に始まり、月次試算表を作成し報告する…そして決算を迎えると申告書・決算書を策定する…といった内容でした。
今でもこの内容での業務が主流となっており、イノベーションが起きにくい業界であったと考えられます…これまでは。
6年間にわたり、会計事務所で勤務した経験から言いますと、これからの業界は大変革を迎えると思われます。
会計事務所自体が、人財育成にこれまで以上に注力していかなかれば、低価格化と自経化(クライアント自体が経理処理をすませること)の波に飲み込まれていくのです。
人財力のベクトルは、経営者に寄り添った支援ができるか…に向けなければなりません。
月次報告で、試算表を持参し会計報告をすませるような訪問活動では、報酬は払ってくれません。
会計事務所業界(税理士事務所、税理士法人、公認会計士など)は、イノベーションの渦の中にいるのです。
AIによる、クラウド自動会計システムの普及というイノベーションです。
小生のコンサルオフィスもクラウド会計(freee)を導入しています。とても便利です。
便利性については後述しますが、これまで会計事務所の収入の柱であった経理代行事業が成り立たないよになります。確実に…。
小生のクライアントが、会計事務所とのリレーションや業績管理に課題があるとき、迷わず「AIによるクラウド自動会計システム」の導入をお勧めします。
そう、会計事務所は必要なくなる??可能性がとてつもなく高いのです。
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