女性の活躍が中小企業経営発展のカギ

真の働き方改革は、「愉しく働く企業をつくること」です…というのは小生の主張ですが、愉しいワクワクする会社には、ジンザイが集まりやすい傾向があります。

そして、結果的に業績が躍進している企業は、女性が頑張れる環境作りに配慮していることが言えます。

少子高齢化に歯止めがきかない現在、これまで「環境的に”働きたくても働けない”女性」に就業機会を作る取り組みは避けて通れません。

また、女性には独特の感性としなやかさ、柔軟性があります。

これまでの経営の現場は、男性社会だったことは否めない事実だったと思います。

M字曲線(女性の20〜40代半ばで就労率が下がる傾向を示した曲線)が示すように、出産・育児の関係で女性がなかなか経営の中枢に入り込むことが困難な社会であったのです。

小生が支援しているクライアントにおいて、女性が集まり、女性が活躍している会社はすべからく結果的な業績が好調な会社が多い。

その取り組みは徹底していて、制度やルールをつくることはもちろんですが、設備や運営方法に至るまで徹底して「女性が愉しく、安心して頑張れる」取り組みを実践しています。

マーケティングおいても、女性の目線はとても大切です。

女性が感動するような商品・サービスにベクトルを合わせると、コア・ターゲッティングやメインターゲッティングが明確になっていきます。

特に慢性的人財不足があたりまえの中小企業経営においては、女性の雇用と育成、戦力化がこれから重要課題としてますますクローズアップされるはずです。

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