知的財産を開発する…コンサルタントの手腕
経営コンサルタント(中小企業診断士)も事業として、プロとして活動する際に商品開発に直面します。コンサルタントにとっての商品開発は、「知的財産の開発」に他なりません。
これをノウハウといえばそうなのでしょう。
コンサルティングは、ノウハウの開発を止めてしまったらスキルが衰えていくと心得ましょう。
コンサルティングのフレームワークを開発したり、見やすい表を作ったり、プレゼン用の図柄を作ったり…これは立派な商品開発です。
稼げる経営コンサルタント(中小企業診断士)と、そうでない人との違いは案外この点にあるかもしれません。
幸いコンサルティングで開発したノウハウは、様々な局面で汎用が可能です。
残念なのは、中小企業経営者の中にコンサルティングノウハウは”タダ=無料”だと勘違いしている方がおられることです。
お話をすると、そういった考えの経営者は分かりますから、お手伝いすることは避けるようにしています。
困ったことに同業者(経営コンサルタント)の中にも、知的財産を勝手に使おうとする輩もいます。
開発した知的財産は、コンサルタントの生命線なので、活用するときは了解をもらうことが礼儀です。
コンサルタントにとって、知的財産は商品ツールです。
開発した知的財産は「著作権」という権利が付帯します。
立体的な形のないノウハウを、デザイン・策定したワークシートやフレームワーク、プレゼン資料を断続的に開発し、コンサルティングに活用することがプロとしての手腕の一つであることに間違いはありません。
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