経営基盤強化メカニズム−1
経営基盤を強化することは、きょうびもっとも重要な取り組みだと考えています。
経営基盤の強化とは、好不況に影響されない盤石な基盤を構築することなのですが、その中心には『人財=ヒト』が位置付けられていることは言うまでもありません。
中小企業の経営基盤強化でもっとも大切なのは何でしょうか?
答えは、価値観の共有と浸透です。つまり、経営理念と呼ばれる「事業の目的」を明確にして見える化することです。
そして、全社員の共通の価値観として経営の指針とすることが重要です。
経営理念は、俗に「企業理念」とか「社是」とか「クレド(信条)」とか呼ばれることもあります。
理念をベクトルとして様々な経営戦略を考案していくことを「理念経営」と呼んでいます。
理念経営はとても難しい。難しいが故に価値ある取り組みと言えます。
理念経営に取り組むためには、「経営理念」を創造する必要があります。
経営理念を策定(創造)する手法は様々ありますが、弊社(エイチ・コンサルティング)では、独自の策定メソッドを指南しています。
社員数が20名以下の場合は、全社員参加型で経営理念を策定します。
SWOT分析と価値キーワード抽出法によるものですが、社員数が20名以上になると幹部(10名以下)以上で策定することをお勧めします。
ただし、現場社員の意向や価値観を反映するため、事前ワークシートへの記入による参画を図ります。
策定プロセスは完全に研修スタイルをとります。グループワークを絡めながら、考察・発言・策定やすい雰囲気を創り出すことを忘れてはなりません。
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