向かい風を味方につけて…
中小企業経営は、ヨットの操船に似ている…こう教えてくれた経営者がいます。その方とは、公私にわたり様々なお話をさせていただく仲です。
確かに、中小企業経営を考えた場合、経営は航海に似ています。小生は単年度経営計画書を「羅針盤」と呼び策定支援をお仕事させていただいています。
また、経営理念に書かれている文言(フレーズ)は、”遥か彼方の水平線上にある島。そこに掲げられている旗に書いてあるもの”として、進んでも進んでも辿り着けない「価値観」としています。
ヨットの操船は経験がありません(そのうち、手に入れたいと思っている夢です…笑)が、風を味方につけて前に進む船がヨットです。
向かい風でも味方につけて、少しでも前に進む…そこが中小企業経営ととても似ているポイントだと考えています。
中小企業経営は、上り坂下り坂…そして”まさか”の連続です。
”まさか”の不測事態に、どう対処していくか?対処するために計画立てしなければいけませんし、先行管理していかないとなりません。
乗組員(クルー)は、社員の方々です。船長(キャプテン)は社長です。
一緒に同じ船に乗り、一生懸命船を漕ぐ…それが中小企業のあり方であり、目指すべき姿です。
したがって、社員・メンバーどうしの人間関係のこじれなど、本当に小さな小さな問題です。正直、”取るに足りぬ問題”です。
常に外部環境(外に向けてどんな価値を提供するか?)に目を向け、内部環境(どんな人財を育て、どんな価値を創るか?)を整える…社内のせまいコミュニティの中で悩み苦しむことなどナンセンスなのです。
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