乾坤一擲

乾坤一擲(けんこんいってき)という言葉が好きです。意味は、「最大限の準備をして、運を天に任せた一世一代の勝負をすること…」と理解しています。

中小企業経営を達観していると、乾坤一擲の勝負をする場面が多々あります。

大切なのは、”最大限の準備をすること”であり、勝負をすることではありません。

今、自分のコンサルタント人生における乾坤一擲の勝負をする準備を着々と進めているところです。

発動は4月の初めでしょうか…笑。自分自身も楽しみにしている取り組みです。

 

経営資源に限界がある中小企業が、新規事業をスタートさせる時…創業して新しいビジネスを始めようとする起業家…など、乾坤一擲の場面は多々あります。

徹底した準備は、ぬかりなきよう進めたいところです。

準備は、あらゆる局面をシュミレートすることですが、「根拠のある事業計画書」もその一つでしょう。

また、経営にとっての血液である「資金」の準備をどうするか…。

人材をどう配置するか…。そして、撤退戦略を想定しておくことも必要です。

 

中小企業は、戦略・戦術(打ち手)を断続的に投下していく必要があります。

とはいえ、価格競争はさけなければなりません。価格ではない、価値をいかに創造するか、価値をいかに市場に伝導させるか…。

受け身の経営は、外部環境に翻弄され、業績悪化の一因となっていきます。

2020年のスタート。今年も新しい経営者、元気な中小企業とのご縁があるでしょう。

乾坤一擲の場面に、どれだけ遭遇し支援する機会があるか…これから本当に楽しみです。

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