中小企業診断士は稼げる資格である−16

中小企業診断士として活動する時、スケジュール管理はとても重要となります。時間を切り売りするこの仕事は、30分・1時間という単位が価値(=報酬)と直結するからです。

小生自身、スケジュール表として活用しているビジネス手帳は、約1ヶ月半先まで予定が入っています。

逆に言うと、暇でスケジュール表が空白だらけの中小企業診断士(経営コンサルタント)は、”稼げていない”ということになります。

”看板をあげたら仕事が向こうからやってくる”という士業は存在しません。また、動いてナンボの中小企業診断士の仕事は、「自ら仕事を創り出す」という知恵と行動(努力)が必要です。

仕事がやってくることなどということはほとんど皆無。中小企業診断士は、様々な局面で経営者に会い、課題点を引き出し、解決策を提案するチャンスを逃さないことです。

さて、今日は何しようか…と、スケジュールの先行管理ができていない診断士は、いつまでたっても稼げないのが実状です。

とにかく、クライアントのところに赴き、課題解決に向き合うコンサルティング活動以外のスケジュールをどのように活用して仕事を獲得していくか…多くの診断士や経営コンサルタントが悩む局面でしょう。

まずはスケジュール管理とスケジュール創出を試してみましょう。スケジュールの創出とは、コンサルティング提案につなげるためのタスクを創り出すこと。

中小企業の経営現場取材に出かけたり、セミナーに参加したり、経済団体(商工会議所など)とのネットワークを作ったり、提携先(会計事務所や社労士事務所)を探索したり…仕事を獲得するスケジュールマネジメントを試行錯誤していきましょう。

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